倫理観を無視して少子高齢化対策を考える① - 少子化の原因 -

少子高齢化が問題であることは、かなり昔から言われています。

原因は調査されているものの、解決されていません。

倫理観が大きく邪魔しているのではないかと推測されるため、倫理観を無視して対策を考えていきたいと思います。

少子化の主な原因

  1. お金が無い
  2. 時間が無い
  3. 機会が無い

1.お金が無い

子育てにかかる費用は、昔と比べて大きくなっています。

日本においては大学まで進学することが通常であり、そのための費用が大きくかかります。

また、昔は子供を労働力として扱うことが出来ましたが、今では禁止されていたり、難しかったりします。

子供を労働力として扱うことが出来ないため、金銭面ではほぼデメリットしかありません。

2.時間が無い

仕事をしながら子育てをするのは大変です。

専業主婦が普通だった時代であれば、大変ながらもどうにかなっていましたが、共働きであれば非常に大変です。

保育園の利用など対策が進められていますが、子育てをする場合の労力が大きいのは間違いないです。

そのため、仕事との両立が難しく、少子化の原因となっていることはほぼ間違いないでしょう。

また、子育てに自分の時間を取られるより、自分の時間を持ちたいという単純な理由も考えられます。

子育てするメリットが少ないことから考えると、当然の流れです。

3.機会が無い

お見合いおばさんに代表されるように、昔は結婚するのが普通でした。
ほぼ強制と言っていいレベルです。

他にも、結婚していないと会社で変人に見られるという現象もありましたので、結婚せざるをえない状況もありました。

そのような半強制的に結婚する機会は減ったと思われます。

逆に機会だけ考えた場合、現代においてはインターネットの発展により、機会自体は増やしやすくなっている一面もあります。

機会自体は増やそうと思えば増やせるものの、なぜ結婚しないのか。

理由はいろいろあると思いますが、今では結婚しない選択が普通になりつつあることが関係していると思われます。

結婚しない選択が普通になってくると、(相手のスペックに対して)要求する内容が高くなり、結婚が成立しにくくなるのは当然です。